【無料DL】行政書士の事件簿Excelテンプレート(様式)
行政書士法第9条第1項が求める記載事項をそのまま列にした、Excelの事件簿テンプレートを無料で配布します。登録も課金も不要で、ダウンロードしてすぐ使えます。
様式の列(法定の記載事項に対応)
12列あります。最初の4つが法定項目、残りは実務で必要になる欄です。
| 列 | 内容 | 法定項目か |
|---|---|---|
| 事件簿番号 | 年ごとの連番(2026-001 など) | — |
| 受託年月日 | 受託した日 | ○(年月日) |
| 依頼者の氏名・名称 | 個人は氏名、法人は名称 | ○(依頼者の氏名) |
| 依頼者の住所 | 法人は主たる事務所の所在地 | ○(依頼者の住所) |
| 事件の名称 | 「建設業許可 新規申請」など | ○(事件の名称) |
| 提出先官公署 | 東京都、〇〇入管 など | — |
| 報酬額(円) | 実際に受けた報酬 | ○(受けた報酬の額) |
| 立替金(円) | 登録免許税・証紙代など実費 | — |
| 完了年月日 | 完了した日 | — |
| 更新期限 | 許可の有効期限など | — |
| 状況 | 受託・作成中・提出済・完了 | — |
| 備考 | 自由記入 | — |
報酬額と立替金の列を分けてあるのが要点です。登録免許税や収入証紙代は行政書士の報酬ではないため、同じ列に入れると事件簿の数字と会計上の売上が合わなくなります。
依頼者の欄も、氏名と住所を分けています。条文が求めているのは「依頼者の住所氏名」であり、氏名だけでは足りません。
使い方
- ダウンロードして、事務所の名前を付けて保存します(例:
事件簿_2026.xlsx)。 - 年度ごとに1ファイルにします。保存期間の起算点が「帳簿閉鎖の時」なので、年で区切ると管理が楽です。
- 受託したその日に1行足します。後でまとめて書こうとすると、まず溜まります。
- 年末に締めたら、そのファイルを閉鎖済みとして保管します。閉鎖の時から2年間が保存期間です。
見本の行が2行入れてあります。書き方の目安にしたうえで、削除して使ってください。
注意点
- 様式は自由ですが、記載事項は法定です。 列を減らす場合でも、事件の名称・年月日・受けた報酬の額・依頼者の住所氏名の4つは残してください。根拠は行政書士の事件簿とは?記載事項・保存期間・書き方を条文に沿って解説にまとめています。
- 所属する都道府県知事の定める事項が別にある場合があります。行政書士法第9条第1項の末尾がこれにあたるので、所属会の案内を一度ご確認ください。
- 関係書類も一緒に2年間保存します。帳簿だけではありません。
- 依頼者の個人情報が入ります。 共有フォルダに置きっぱなしにしない、パソコンを持ち出すなら暗号化するなど、保管方法を決めてから使ってください。
出典:行政書士法(昭和二十六年法律第四号)第9条/e-Gov法令検索
Excelで続ける場合の限界
Excelは配りやすく、誰でも開けます。ただ、使っていくと次の3点で手が止まりがちです。
- 更新期限に気づけない。 期限の列を作っても、自分で開いて確認しない限り何も起きません。建設業許可の5年、在留期限、産廃許可の5年は、忘れた時点で受注が消えます。
- 外出先で書けない。 事務所のパソコンにしかないと、役所の帰りに記録できず、後回しになります。
- 請求書と二重入力になる。 事件簿に書いた依頼者名・報酬額を、請求書にもう一度打ち直すことになります。
このテンプレートは、まず事件簿を「ある」状態にするためのものです。上の3点が気になり始めたら、仕組みの側を変えるほうが早いと思います。
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法定の項目がそろった事件簿がブラウザで書けて、許可の更新期限は自動でお知らせします。 パスワードもクレジットカードも不要です。